『牯嶺街少年殺人事件』見終わった。最初のうちは人物の相関関係と勢力図が良く判らず、見ていて混乱したけれど、瑞々しさに惹かれて見ているうちに、やがて引き込まれていき、特に台風の夜の襲撃以降。静から動に変わる鮮やかさと、それ以降、主人公周りのドラマが落ち込んでいく様が、転調のよう。
posted at 04:31:54
となると、全編見終わって人物相関図を掴んだ状態で、もう一度最初から再見してみたくなるが、そうするには如何せん…長いw またすぐ４時間の尺にチャレンジするのは、ちょっと… (^^;
posted at 04:40:12
余談。不安定な思春期を描いた青春映画だが、同時に粋がったチンピラの抗争も描かれ、しかし映像は静的で、でも噂の奴が水兵ルックで帰ってきたり、ステージでプレスリー等の歌謡ショーもあったりなので、何となく「小林旭や宍戸錠が出てる日活映画を、小津安二郎が撮ったみたい」とか思ったり。
posted at 04:50:55