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Channel: 田亀源五郎 Gengoroh Tagame(@tagagen) - Twilog
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10月1日のツイート

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RT @gigazine: NFTは死んでしまい大部分が無価値になっているとの指摘 gigazine.net/news/20230930-…

posted at 00:31:26

RT @mojugiso: 私の絵を著作権侵害して作られた衣類がまたしても流通しているようです。今までも何回か注意喚起していますが、引き続き購入されませんようお願いいたします。 twitter.com/mojugiso/statu… pic.twitter.com/cECse1Wez2

posted at 03:28:32

『離愁』見終わった。ピエール・グラニエ=ドフェール監督の1973年作。ナチス侵攻に備えて、ベルギー国境に近いフランスの村に住む男は、臨月の妻と幼い娘を連れて避難列車に乗るが、妻子は客車、自分は貨車と分かれてしまう。そして同じ貨車に乗った、美しいユダヤ人女性と出会い…という内容。

posted at 03:42:17

構造的には不倫メロドラマだが、同時に戦争映画でもあり、列車映画でもあり。ジャン=ルイ・トランティニャンとロミー・シュナイダーによる、抑えた演技のロマンス心理劇も、貨車に乗り合わせた避難民たちの人間模様も、大いに魅力的。どんな状況でも食やセックスの楽しみを忘れないのはお国柄か。

posted at 03:49:38

これ日本だったらきっと大顰蹙ではという感じの、人間模様の楽しさだが、それが時おり暴力的に断ち切られるコントラストや、ユダヤ人迫害の実態がまだ外国では知られていない状況の呑気さなど、戦争映画としての怖さもしっかり。生きることと接続されたような、排泄行為の描き方も印象に残った。

posted at 04:00:03

ロマンス劇もしくはメロドラマとしての、最終的な決着の付け方も、別れの切なさや一緒になってハッピーエンドといった定石を外しつつ、ああ、成る程こう来たか…という感じで鮮烈。しかし『離愁』という邦題は、またどれがどれだか判んなくなる漢字2文字タイトルが増えちゃったよ…😩

posted at 04:06:19


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